Mar e Sol  -ポルトガル留学日記-

東京外国語大学からポルトガルのコインブラ大学に留学中の大学3年生による、ポルトガルのなんやかんやを書く日記。

Dia11 (11日目) 16ー09ー2018 ーさよならリスボンー

おはようございます。Keitaです。

旅行記最終編です。

 

最終日に行った観光的な場所は国立アズレージョ美術館(Museu Nacional de Azulejo) のみなのでさらっと紹介します。

 

アズレージョとは15世紀にスペインを経由してアラブ世界から入ってきたタイル芸術で、ポルトガルの代表的芸術です。ポルトガルでは街中どこにでもあるすごく普通の光景です。


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アズレージョが入ってきた頃の作品。直線的なシンプルなデザインが特徴。


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↑17世紀の作品 ポルトガル人の生活が示された作品など人モチーフの作品が増えている。イスラーム世界の偶像崇拝からキリスト世界に定着した結果かな。

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↑20世紀の現代的な作品。19世紀にはルネサンス的に伝来当初の作風が見られたが、モダニズムの影響で若干前衛的に。

 

このように非常に幅広い年代の作品が揃えられ、作風の変化が時代に応じてあったことがわかる魅力的な美術館でした。

 

元々教会だったところを美術館にしたということで非常に美しい建築も見れるので、絶対に行くことをオススメします。

 

それでは、Adeus!

 

p.s.どんどん実際の日付に離されているので、明日辺りまとめて更新します